中国・上海に行った話(2) (2023年7月)

今までのはなし

前回は入出国や著名な観光地についての写真をまとめました。今回は、さらに一歩踏み込んだところを紹介していこうと思います。

豫园 (豫園)

百度地图

外灘から徒歩圏にある歴史的な庭園です。当時は結構混んでいました。学生だったので日本の学生証を提示して学割で入ることができました。結構適当だった印象があります。チケットはWeChatなどで購入することもできます。

豫園に入ってすぐのところにある石碑には江沢民の名前が刻まれています

色々と調べてみると思っているよりも中は広いようで、実際順路は迷路のように入り組んでいるところもあるので、楽しいかもしれません。

みんながカメラを向ける先にいた屋根の上の像

丹凤路(丹鳳路)

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こちらも外灘から近くにあるスポットです。上海の摩天楼のたもとにひっそりとあるこの道は、数十年前から変わらぬ姿を見ることができる都心部では貴重な(?)スポットになっています。

というような感じのことが地球の歩き方には記載されていましたが、コロナ禍が明けて封鎖されてしまいました。

丹凤路に通じる箇所にはバリケードが築かれており、中に入ることはできません

また、丹凤路に至るまでの道沿いに並ぶ建物もこの灰色のセメントのような何かで固められており、閑散としている様子でした。Baiduで見てみると、少なくとも2019年までは商店が立ち並び、非常に活気のあるエリアであったことがうかがい知ることができます。

門戸がセメントのようなもので固められ、建物も使えないようになっています

ただ、近く(丹凤路沿い)を歩いてみるとまだまだ雑多な住宅街を見ることができます。野良犬が歩いているなど、ややディープな雰囲気を感じることができました。

丹凤路には雑多な住宅街がまだ残っており、ちょっとディープな上海を見ることができます

上海影视乐园 (上海影視楽園)

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こちらは上海市郊外にある観光スポットです。自分の場合は、現地にゆかりのある友人のご家族が車を出していただいたので直接向かうことができましたが、それでも高速道路を使って実際に映画の撮影も行われているテーマパークのような場所で、昔の上海の雰囲気などを実際に肌で感じることができます。

道路は石が敷かれ、電柱は木製、郵政局は右から左へ書かれており、かなり歴史あるたたずまいです

また、どの程度の頻度で発生するイベントなのかが分からないのですが、実際に映画の撮影をしている現場に運が良ければ立ち会うこともできます。自分が訪れたときは閉園時間後だったので、そういったタイミングで撮影しているのかもしれないです。

大がかりな照明の先で撮影が行われているようです

大きな倉庫のような建物の中にはところ狭しと並んだ建物のセットがあったりなど、歩いていて飽きることのないスポットでした。

ここでも撮影が行われている様子でした

高速道路

上海影视乐园までの往復には先ほどチラっと話したように、車を使うことができました。交通系の話が好きなので、上海の高速道路に乗ることができて良かったです。

現地にも同じ名称でETCが存在し、キャッシュレスで決済可能です。以下の写真ではETC専用レーンでトラブルを起こした車が立ち往生をしており、撮影車は普通レーンに行って手動改札をしてもらっていました。

インターチェンジにある料金所

日本の高速道路と同様に追い越し車線的なものがあるようですが、レーンごとに最低速度・最高速度が定められており、よりスムーズな交通になっていそうな印象を受けました。

上海サーカス

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やはり上海と言えば雑技団によるサーカスは著名なものトップ5には入るのではないでしょうか。チケットは決して安くはないですが、非常に素敵な経験ができました。写真や動画では感じられない迫力のあるパフォーマンスなので、ぜひ現地に行って生で見てほしいです。

ちなみに上映中の撮影は自由です。

劇場前での写真です
カーテンコールの様子です

全く関係ないですが、この日は台風が近づいており暴風でした。

おわりに

なかなかに面白い都市でした。しっかり夏はジメジメしていて暑いので、この滞在のうちに100kmくらい徒歩で移動しましたが非常に体力が必要です。また行ってみたいです。

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